世界初の見開き型「2画面電子ペーパー楽譜専用端末」がすごそう

ネットでこんな記事が話題になっている

terada01
テラダ・ミュージック・スコア株式会社は、「2画面電子ペーパー楽譜専用端末」を世界で初めて開発したと発表した。今後、音楽関係者向けの見本市などに出展して意見を集め、早期の商品化を目指す。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1003289.html

めちゃめちゃ欲しい!!

やっぱり音楽やってると、楽譜が貯まるんです。
ものすごい勢いで。
で、探すのがすげー大変。

数年ぶりにやる曲とか、必ずあるはずなのに……と思いながら1時間くらい探すことも結構あります。
はっきり言って人生の無駄遣い。
その時間に練習できれば……といつも思うんです。

きちんと整理しとけ、と思うかもしれません。
全く整理していないわけではないんですけどね。
それでも数百曲の楽譜ともなると、常に整理しておくのは無理。
そのための時間が結局かかってしまうというジレンマ。

でも、これがあればpdf化してSDカードにでも入れておけば、もうそんなことに悩まされなくて済むんです!

ただ、完全にペーパーレスにできるかというと多分無理。

まず、めくりの問題。
尺八は吹きながらめくるということが不可能に近いので、休みの時などを使って楽譜をめくらなければなりません。
ということで、尺八譜は本のように止めて無く、各ページがバラバラになっています。
なので、休みがあまりなかったりすると、B4を2枚並べたりする場面があります。

そういった場合、電子ペーパーだとちょっと困るかなーという気が。
もちろん、普通にめくるより、スワイプする方が全然速いとは思いますがね。

あとは、五線譜でしか使わない人には関係ないのでしょうが、和楽器系の楽譜って「縦書き」が多い。
そうすると、右から左に向かって読んでいくことになります。
それに対し、五線譜は左から右。

楽譜専用って要は五線譜のことでしょうから、いわゆる縦書きの楽譜なんて想定してくれるとは思えないんですよね。
直感的に左から右に指を動かすと、多分「戻る」になるような気がします。

これは、設定で変えられるようにしてもらえれば解決するのですが、どこまで対応してくれるかは謎。

日本の会社ってハードはすごいのに、ソフトが貧弱なイメージは未だにあります。
まあ、縦書きの楽譜なんて、マイナーな世界なんで、対応してくれなくても文句言えないかもしれませんが。

実際発売されれば、そこら辺が明らかになっていくでしょうし、他のメーカーからも似たようなものが出てくるかもしれないので、期待して待ってます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*