尺八を演奏する時、やはりソロで依頼を受ける時も多いわけです。
そんな時、短い時間だと尺八のみでもなんとかなるのですが、ある程度長くなると、やはり伴奏が欲しくなる。
そんな時はオケを使います。
オケとは、カラオケのこと。
つまり、伴奏だけの音源を作っておき、それを流して尺八を演奏するということです。
伴奏は主にパソコンで作ります。
で、その時使うのが「MIDI」
これはコンピューターで扱う「情報」みたいなもので、音量やリズムの情報が入っています。
ただ、足りないものがあって、それが「音色」なんです。
その音色を決めるのが「ソフト音源」なんです。
世の中にはさまざまな楽器があり、それぞれ音色が違いますよね?
同じ旋律を演奏しても楽器が変わると全く違うイメージになります。
で、MIDIではソフト音源を変更することによって、いろいろな楽器で演奏できてしまうというものなんです。
ということで、ピアノのソフト音源を導入しました、というお話です。
導入したのはNative Instruments社の「Alicia’s Keys」というもの。
これはグランドピアノの音を収録して使用しているので、かなりのリアリティ。
コンピューターで作った音というのは、いわゆる「ピコピコ音」を想像してしまいますが、全くそんな事ありません!
ちゃんと人間が弾いたものを使っているので、ほとんど生演奏と違いが分かりません。
これで、かなりオケのクオリティもアップしたので、使うのが楽しみです!