専大三曲の、年に一度の大イベント、定期演奏会が終わりました。
私が尺八指導に関わるようになって2年ちょっと。あの時一年生だった学生も三年生になりました。
時の経つのは早いもので、あんなに頼りなかった彼らが、立派に演奏している姿は感慨深いものがありました。
卒業して15年も経つと、1〜2年なんて大した差に感じないのですが、学生達にとっては、別人のようになれるほどの時間なのだと驚かされます。
もちろん、まだまだ技術は未熟ですが、演奏にかける情熱は尋常じゃないものがあります。
また、彼らに関わるようになって、「教える」という事がますます好きになった気がします。
月並みな言い方ですが、教える事で、本当に多くの事を教わります。
学生以外の生徒さんへの指導にも非常に良い影響を与えている気がします。
最初はちょっとした恩返しのつもりで始めた専大三曲の指導ですが、結局返し切れないほどの思い出をもらってしまっているので、しばらく辞められそうにありません笑
専大三曲で尺八を始め、卒業後でもこうして関わっていられる自分はなんと幸せなことでしょう。
一つの区切りが終わりましたが、全て終わったわけではなく、またこれからも続いていきます。
自分の指導も、まだまだ改善の余地はあると思っているので、研究していこうと思います。