上毛新聞で紹介されました!

先日私の故郷である群馬県東吾妻町で演奏したことが、地元の上毛新聞に取り上げて頂いたようです。
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これは前の記事でも書いたとおり、廃校になった中学校の校舎を利用したイベントで、地元出身で、この中学校の卒業生ということで演奏させて頂きました。
佐渡出身のシンガーソングライター、YAMATOさんともご一緒させて頂きました。

今回、校舎の中に入るのは、卒業して以来なので、実に23年ぶり!
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あまりの懐かしさに、なんともいえない気持ちになりました。
演奏したのは「多目的ホール」という教室で、中学生時代はここで、いろいろな行事が行われていました。
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あの頃、まさかその場所で将来尺八を演奏するなんて夢にも思っていませんでした。
だって尺八やってなかったし笑

あ、ちなみにこのスピーカーなどのセットは自前の持ち込みです。
やっぱり、こういうの持っていると便利でいいいですね。

さて、演奏の合間に懐かしい校舎の中を散策しました。
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図書室を抜けると…
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食堂!ここで3年間給食を食べていました。

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そして教室。
さすがに机や椅子はありませんでしたが、黒板を見るだけで懐かしかったです。

しかし、23年経っても意外と変わっていないことに驚きました。
最近、中学生時代のことなんていろいろと忘れていましたが、教室を見ると思い出が一気に蘇りました。

演奏も地元の方々がたくさん来てくれて、楽しかったです!
私が子供の頃から知っている人も結構いたので、普段の演奏とは違った感じでよかったです。

一番最後、尺八のみで吹いた校歌はかなり好評でした。
一番最初、旧中学校で演奏する話を頂いた時に、絶対演奏しようと思い、同級生にお願いして楽譜を探してもらいました。
お客さんも、ほとんどこの中学校の卒業生だったので、やはりグッと来たようです。

廃校になったので、もう生徒たちに歌われることのなくなってしまった校歌。
こうして復活させることができて幸せでした。

専大三曲定期演奏会を終えて

専大三曲の、年に一度の大イベント、定期演奏会が終わりました。
私が尺八指導に関わるようになって2年ちょっと。あの時一年生だった学生も三年生になりました。
時の経つのは早いもので、あんなに頼りなかった彼らが、立派に演奏している姿は感慨深いものがありました。
卒業して15年も経つと、1〜2年なんて大した差に感じないのですが、学生達にとっては、別人のようになれるほどの時間なのだと驚かされます。
もちろん、まだまだ技術は未熟ですが、演奏にかける情熱は尋常じゃないものがあります。

また、彼らに関わるようになって、「教える」という事がますます好きになった気がします。
月並みな言い方ですが、教える事で、本当に多くの事を教わります。
学生以外の生徒さんへの指導にも非常に良い影響を与えている気がします。

最初はちょっとした恩返しのつもりで始めた専大三曲の指導ですが、結局返し切れないほどの思い出をもらってしまっているので、しばらく辞められそうにありません笑
専大三曲で尺八を始め、卒業後でもこうして関わっていられる自分はなんと幸せなことでしょう。

一つの区切りが終わりましたが、全て終わったわけではなく、またこれからも続いていきます。
自分の指導も、まだまだ改善の余地はあると思っているので、研究していこうと思います。

五線譜を尺八譜に自動変換するソフト「ShakuViewer」を使ってみた

ネットでこんな記事を見つけました。

洋楽で使われる五線譜を、尺八や箏(こと)などの邦楽器の縦譜に自動変換できるソフトを、北陸先端科技大学院大のラズバン・ベウラン特任准教授(39)=ルーマニア出身、野々市市=が開発した。
ベウランさんは外国人として県内で唯一、都(と)山(ざん)流尺八准師範の資格を持つ。
邦楽の普及を目指し、洋楽とのコラボレーションが盛んに行われる中、ソフトで取り組みを後押しする。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20160815104.htm

五線譜から尺八譜に自動変換!?
夢のようなソフトじゃないか!ということで早速使ってみました。
ダウンロードはここから。
https://sites.google.com/site/razvanswebsite/software/shakuviewer
なんと無料で使用できる!

使い方ですが、どうやらMusescoreと連携させるらしい。
ちなみにMusescoreとは、無料で使える楽譜作成ソフト。
かなり高機能で、こちらも以前紹介していました

ものは試しということで、早速楽譜を作ってみました。
まずはMusescoreで五線譜を作成。
曲はSEKAI NO OWARIの「RPG」。
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ちなみに著作権の関係で、見やすく載せることは出来ませんのであしからず笑

これをShakuViewerを使うと、
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こうなった!

こりゃすげえ!
尺八の長さも好きに変えられるし、ブレス記号も入れられる。
さすが、尺八吹きが作っただけのことはある。

ただ、弱点もいくつか。
五線譜にはいろいろと記号がありますが、これも尺八譜の表記にしてくれる。
それは非常に便利なのですが、出せる記号が限られているみたいです。
例えば、セーニョ記号は
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こういったように文字にされてしまいます。
個人的には、ここは記号のままでもよかった気がします。

あと、是非pdfで保存する機能が欲しい!

ただ、無料なんで文句言えませんけどね!

とりあえずこの楽譜は学生の練習にでも使おうかと思います。

専大三曲の合宿

先日、私が指導している専修大学三曲研究会の夏の合宿に参加してきました。
場所は群馬県の片品村。
学生達は5泊6日の長丁場。
私は2泊3日で参加してきました。
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昼間は暑くなるものの、朝晩は涼しく、快適な気候でした。

ちなみに私が学生の頃も同じ日程で合宿を行なっていました。
恐ろしいのが練習時間。
朝8:30に練習は始まり、終わりはなんと22:30
もちろん食事やお風呂などの時間もありますが、それでもなんと1日9時間半も練習してました。
学生の頃から辛いと思っていましたが、年をとるとますます辛い。

終わった時はものすごい疲労に包まれました。
ですが、一生懸命がんばっている学生を見ると、まだまだ負けられんと思います。

ちなみに、夏はもう1回合宿があります。
さらに、今度は6泊7日と、とんでもない長さ。
1日の練習時間は同じなんですが、最初の合宿にあるレクリエーションやバーベキューなど練習外の時間は一切なし!
なのでトータルの練習時間は倍くらい、という地獄のような合宿が待っているんです……。
学生達、がんばってね。

で、今回、合宿先が群馬県なので、実家にも寄ってきました。
そしてお土産に超巨大スイカをもらってきました。
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ちなみに重さは約11キロだそうです笑

しばらく夏を感じる日々が続きそうです。

最近、篠笛が楽しい!

以前の記事で篠笛を始めた事を書きましたが、ちゃんと練習してますよ笑
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いつの間にか3本に増えてます。

2月終わりくらいから始めたので、約5ヶ月が経ちました。
今のところ、ほぼ毎日練習できています。
尺八と2本立ての練習にも慣れてきました。

そもそも、篠笛が必要になった理由というのが、私が指導している専修大学三曲研究会では毎年定期演奏会を行なっていますが、そこで篠笛を使用する曲をやるのです。
と、いうことでそこで学生達がやる曲を必死になって練習しているというわけです。
これが結構難しいんですよね。
始めて5ヶ月でやる曲じゃなくね?なんて思いながらも、そんなこと言ってられないので頑張ってます。

やっぱり人間というのは分かりやすい目標があると頑張れる、という当たり前のことを実感しています。
新しく楽器を始めるというのは、始める前はいろいろ考えましたが、やってみて良かったです。

始めたてというのは、上達しやすいので、それが楽しいのかもしれません笑

モニターアーム買ったら大正解!

いろいろとパソコンで作業することが多いので、作業環境を上げようと、モニターアーム買ってみました。
Amazonでプライムセールやってたので笑

で、モニターアームとは何かというとパソコンのモニターを接続するものなんです。
私はパソコンのモニターを2つ使う、「デュアルモニター」環境で作業しています。
今までは自作のモニター台に乗せていました。
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こんな感じ。
これをWindowsパソコンとmacで共用しています。

で、買ったのは
サンワダイレクト モニターアーム デュアルモニター 対応 2画面 3関節 クランプ固定 100-LA030
サンワダイレクト モニターアーム デュアルモニター 対応 2画面 3関節 クランプ固定 100-LA030
これ。
通常、モニターには「足」が付いているわけですが、後ろからアームに取り付けて支えるというわけです。
そのおかげでモニター台が不用になります。

で、取り付けてみました!
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これでどんな意味があるかというと、
デスクが広く使える!

今までだとモニター台の分、デスクの使用面積が狭くなっていたものが、それがなくなったので、随分広くなりました。
楽譜に書き込みとかするのにいちいちキーボードを横に置いたりしていたのが、前にずらすだけでよくなりました。
肝心のモニターの安定感も問題なし!

いやーもっと早く導入すればよかった。

橋幸夫「ちゃっきり茶太郎」

演歌の大御所、橋幸夫さんの新曲で尺八吹いてます。
タイトルは「ちゃっきり茶太郎」。
7月20日発売です。
youtubeで試聴できますよ。
尺八もばっちり聞こえます。

ちなみにレコーディングの時というのは、基本的には各楽器をバラバラに録音します。
そして、最後に歌を録音することがほとんどなので、尺八を録音した時は歌は入っていませんでした。
なので、完成型は分からずに演奏します。
ここらへんがいわゆる合奏とは違う点です。

そして録音した音は「ミックスダウン」という工程で加工されます。
尺八も録音したそのままではなく、音量やその他、いろいろと加工されています。
それらを全て最終的に調整するのが、「マスタリング」。
これでようやく完成します。

なので、録音の仕事をすると、最終的にどのような音で使われるか分からずに吹いています。
で、完成したものを聞いて、「おー、こんな風になるんだ」ということになるのがよくあります笑

尺八削ってみた

私が持ってる一尺七寸管は以前にネットオークションで購入したものです。
で、前から思っていたのですが、あご当たりの部分がどうにも出過ぎているので削ってみました。

削るってどうやるかといえば、紙ヤスリでガリガリ削るだけ。
とはいっても、きれいに仕上げるには、きちんと荒いものからだんだんと細かくしていくのがコツ。
ちなみに紙ヤスリには数字が振られていて、その数字が大きいほど細かくなります。

ほんとは削る前と削った後の比較写真を載せるべきなのですが、削り始めて気付きました笑

てことで、まずは160番くらいの紙ヤスリでざっくり削りました。
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で、400番→1000番と細かくしていくとこうなります。
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これで光沢も出てツルツルになり、きれいに仕上がりました。
もちろん、吹きながら削る部分を調整しています。

これで随分吹きやすくなりました。
やったぜ!

専大三曲 黒門祭演奏会

6/25に行われた専修大学三曲研究会 黒門祭演奏会に行ってきました。
私が学生の頃もやっていた、毎年の恒例行事。
やっぱり懐かしくなりました。

指導している立場で聞くと、やっぱりハラハラしてしまいます。
ちゃんと演奏できるかな、とか緊張してるんじゃないか、などなど。
でも、学生達は、もちろん緊張はしていましたが、堂々と演奏していました。
やはり頑張っているところを一番近くで見ていただけあって、一生懸命演奏している姿は応援したくなります。

今年は1年生が30人以上入会し、尺八はなんと13人も増えました。
楽器を始めてたった2ヶ月で人前で演奏するなんて、学生ならではと思います。
たた!やはり若者が和楽器に興味を持ってくれるのは本当に嬉しく思います。
是非とも続けてもらいたいと思います。

次は10月の定期演奏会!
今回の反省を活かして頑張ってもらいたいもんです。

楽譜出版における著作権のあれこれ

私はウェブショップを運営していますが、商品は和楽器用の楽譜を取り扱っています。コンセプトは「和楽器用にポップスをアレンジしたもの」で、独自にアレンジしたものを販売しています。
編曲は作編曲家の方や箏奏者の方にお願いし、私は編集、印刷、販売、発送などの事務手続きを全てやっています。
と、いうわけで必然的に「著作権」というものと関わることが多くなっています。
カバー楽譜の専門ということで、作曲者がいるわけですが、こちらに出版の許可をもらわなければいけません。
ですが、当然曲によって作曲者は違いますから、それぞれ許可をもらうのはとても大変。

そこで、JASRACが出てきます。
JASRACは著作権を管理している団体なので、ここに申請して許可をもらえば出版可能になります。
いろいろと批判されることも多いJASRACですが、それは運営方法の問題で、私は組織そのものの存在はありがたく思っています。
ちなみに、なかなかこの手続きをやったことがある人は多くないと思いますが、考えているほどは難しくありません。
ネットのみで申請は完了します。
https://j-rapp.jasrac.or.jp/default.asp?seq=0
このサイトから申請するだけ。
許可が降りるとメールお知らせしてくれます。

あとは費用ですが、使用料を支払わなければなりません。
ちなみに、JASRACの場合、使用料は楽譜の定価の10%です。
申請時に何部印刷するかも申請しなければなりませんので、その分を支払うことになります。

ちなみに、JASRACは日本の団体ですから、基本的に取り扱っているのは日本の楽曲です。
ですから海外の楽曲を出版しようと思うと結構大変です。

例えばディズニー。
これはYAMAHAが日本での窓口になっていますので、まずはYAMAHAに申請します。
でも、これは結構ルールが細かくきまっているので、それに沿っていないと許可が降りません。
そしてYAMAHAから許可が降りれば、改めてJASRACに申請しなければなりません。
なんでJASRACにも申請しなきゃいけないの?と思うかもしれませんが、そういうものらしいです笑

それでも窓口となっている日本の会社があるだけマシで、基本的にはその曲の著作権をどこで管理しているか調べ、申請しなければなりません。
もちろん、その国の言葉で。
さらに使用料もまちまちなので、個別に契約しなくてはいけません。

ハッキリいってめんどくさい

さらに、日本の楽曲より費用もかかることが多いので、リスクがでかい。
そんなわけで、海外の楽曲の楽譜はなかなか出版されないのです。

でも、こういう新しいことを始めなければ知らないことばかりだったので、非常に勉強になりました。
やっぱりなんでもやってみるもんですね!